唐津Qサバは、九州大学と佐賀県唐津市の共同研究によって生まれた養殖マサバで、人工ふ化させた仔魚を稚魚から成魚に育てその成魚から卵を採って人工ふ化させる完全養殖の技術で生産されてい...
「栃餅」につかう栃の実はとてもアクが強いため、そのまま食べると非常に苦く、舌にピリピリと痛みが走るほどの強烈な味覚。先人の知恵と経験によって美味しい食べ方が考え出され、古くは縄...
豊後高田のそばは、春と秋の年2回栽培するという大きな特徴があり、年2回新そばの時期(7月と11月)があります。特に、ざるそばの需要が高まる7月の暑い時期においしい新そばを味わう...
中津で昔から親しまれている鱧の旬は夏、秋、冬と年に3回です。舌触りの優しい、生でのご提供から、天ぷらや椀物、しゅうまいにしゃぶしゃぶと一度では味わい尽くせない魅力があります。鱧は...
だんご汁とは、小麦粉をこねて帯状にひきのばしただんごを、四季の野菜とともに味噌仕立てで作る大分の代表的料理です。米が不足していた時代、庶民が主食替わりに食べていた食べ物です。う...
ガン汁は、冬から春にかけて宇佐平野を流れる大小の川などで獲れたがに(もくずがに、づがにとも言う)を使って作る宇佐の郷土料理です。そのままでは食べにくいため、川がにを切って、ミキ...
大分県佐伯市の漁村などで、底引き漁において年間を通して獲れる「えそ」という魚の焼いた身をほぐし、みりん、醤油、砂糖に、たっぷりの胡麻を加えたペースト状の調味料を「ごまだし」とい...
豊後水道にはあわびやさざえといったふぐの大好物が豊富にあり、黒潮の急激な海流がその身をしまったものにしてくれるのです。 臼杵で育ったふぐならではのおいしさです。寝かす時間が少ない...
シャキッとした大根と、大分名産の肉厚しいたけのやわらかな歯ごたえが独特、ほおばると、しいたけの甘みと大根の酸味、更に口いっぱいに広がる酢飯の甘酸っぱさと大葉の爽やかな香り、すべ...
小麦粉を手延べして作った1本2メートル長い麺をゆで、いりこ、昆布、シイタケの混合だしに醤油やみりんなどを加え、カボスを絞ったつゆに浸けて食べます。ショウガやネギを薬味に用います。...
『りゅうきゅう』は瀬戸内海に面し、豊富な魚介類に恵まれる大分県でアジ、サバ、ブリ、カンパチといった新鮮な魚の切身を、醤油、酒、ミリン、ショウガ、ゴマ他を合わせたタレに漬け込んで...
複雑に入りくんだリアス式海岸、そんな独特の地形が育む豊後水道は、暖流の黒潮と瀬戸内海からの寒流がぶつかる、日本でも有数の漁場です。荒波にもまれた旬の地魚は身が引き締まり、ほどよ...