福島県の冬を代表する郷土料理「あんこう鍋」は、深海魚であるあんこうの多彩な部位を活かした贅沢な鍋料理です。あんこうは「西のふぐ、東のあんこう」と称される高級魚で、その歴史は漁師...
山形県庄内地方の郷土料理「豚肉と味噌味の芋煮」は、里芋と豚肉を味噌で煮込んだ、心温まる鍋料理です。この地方では養豚が盛んなため、醤油味が主流の村山地方と異なり、豚肉と味噌を使っ...
山形県の代表的な郷土料理「芋煮」は、秋から冬にかけて親しまれる温かい鍋料理です。主な食材は里芋、牛肉、こんにゃく、ねぎで、地域や家庭によって味付けや具材が異なります。特に内陸部...
「ばばちゃん鍋」は、鳥取県岩美町を中心に親しまれている郷土料理で、タナカゲンゲという深海魚を使った鍋料理です。この魚は「ばばちゃん」という愛称で親しまれ、その名の由来は、顔がし...
島根県浜田市は、全国2位の水揚げ高を誇るアンコウの産地です。柔らかい白身は栄養価が高く、アンコウの全体が食べられることから「アンコウの七つ道具」と呼ばれます。特に栄養豊富な「あん...
山口県のみかん生産量8割を占める周防大島。そんな島が誇る新鮮な魚介類と温州みかんがタッグを組んだ郷土料理「みかん鍋」です。 2006年10月15日に周防大島で行われたイベント『周防大島...
ぼたん鍋は、イノシシ肉や野菜をみそなどで味付けして煮込んだ鍋料理です。 薄切りにした肉をボタンの花のように盛り付けることから呼び名が付いたとも言われています。 見た目は豚肉に似...
石川県は昔より国内有数の鴨の飛来地で、加賀市の片野鴨池周辺では今から約300年前、江戸時代の元禄年間に大聖寺藩の武士の真冬の鍛錬として始まったと伝えられるマガモを捕る“坂網猟”が今も...
「治部煮」は鴨肉や鶏肉の切身に小麦粉をまぶして、季節の野菜と一緒に出し汁で煮込んだ加賀地方の伝統料理です。鴨肉や鶏肉をうす切りにして小麦粉をまぶす事で、肉の旨味を封じ込めて汁に...
牛窓地区でかつての船頭の食事がルーツとされるメニューで、骨ごとミンチにしたゲタ(舌平目)と大根、ネギ、ニンジンなどを煮込んで、熱々のご飯にじゃぶじゃぶと汁ごと掛けて食べるかけ飯...
岡山県津山市で古くから親しまれている郷土料理「そずり鍋」は、骨の周りの肉を削り落として使う「そずり肉」が特徴の鍋料理です。そずり肉とは、牛のあばら骨に付いた肉をそぎ落としたもの...
酒都西条の名物料理「美酒鍋(びしゅなべ)」は豚肉、鶏肉、野菜類を日本酒と塩・こしょうだけで調理するのが特徴です。元は蔵人たちの賄い料理で、利き酒に影響のないようにとシンプルな味...
漁業が盛んな宮崎県・日南市の港にはマグロ、カツオなど多くの魚が水揚げされます。『ごんぐり』とはマグロの胃袋で、『ごんぐり煮』とは、マグロの胃袋を甘辛く煮込んだ家庭料理です。砂糖...
「黒豚のしゃぶしゃぶ」は鹿児島県のブランド豚である「かごしま黒豚」を薄くスライスして熱湯の鍋にさっとくぐらせ、薬味を加えたポン酢などで食べる豚料理で、鹿児島県の郷土料理です。「...
鹿児島県で「ぼっけ」と言えば、「大胆・豪快」という意味であり、西郷隆盛などを連想させます。また、霧島は「天孫降臨の地」として有名であり、地域を代表する鍋として「神話」がネーミン...
“だご”とは熊本弁で“団子”のことです。“だご汁”は、小麦粉を練って作った生地を平たい団子状にして、白菜、大根、人参など季節の野菜や肉類と共に煮立てて味噌や醤油で味を調えた料理です。...