新着情報
ふくめん
「ふくめん」は、宇和島藩の行事食として伝わったといわれており、主な材料となるこんにゃくは、こんにゃく芋からつくられるが、この芋は江戸時代の飢饉の際にも、良く収穫され、当時は食糧...
みかん餅
和歌山県の郷土菓子「みかん餅」は、紀州特産のみかんを活用したお菓子で、その爽やかな風味ともち米の柔らかな甘みが特徴です。このみかん餅は、紀州の伝統と風土を映し出した一品として知...
うずみ膳
和歌山県古座川町に伝わる「うずみ膳」は、地元の豊かな自然と長い歴史が詰まった郷土料理です。昆布としいたけで丁寧にとった香り高いすまし汁に、豆腐やしいたけを加え、白米をそっと具材...
おかいさん/茶がゆ
和歌山県では、「茶がゆ」のことを親しみを込めて「おかいさん」または「おかゆさん」と呼ぶ。「木の国」ともいわれる山の多い同県では米が貴重だったため、少ない米でも満腹になるように生...
性学もち
「性学もち」は、千葉県香取・海匝地域に伝わる郷土料理で、江戸時代末期に農民指導者である大原幽学(おおはら ゆうがく)が考案した特別な餅です。その名は、幽学が提唱した学問「性学」に...
くじらのたれ
「くじらのたれ」は、くじら肉をたれに漬け込んで干した千葉県南房総の郷土料理。見た目は炭や海苔のように真っ黒で、木の皮のような見た目である。「くじらのたれ」に使用されるクジラは体...
塩漬けタケノコの天ぷら
「塩漬けタケノコの天ぷら」は、塩漬けしたたけのこの塩を洗い流した後、調味料で味をつけ、天ぷらにしたシンプルな料理です。「塩漬けタケノコの天ぷら」に使われるたけのこは、千葉県で採...
太巻ずし
農家など一般家庭に伝えられてきた寿司の一種であり、歴史は寛政年間(1789年-1801年)頃まで遡り、イワシを追いかけて来た紀州の漁師の弁当のめはりずしをそのルーツとする説もある。 祭り...
ばらっぱまんじゅう
「ばらっぱまんじゅう」は、千葉県の北総地域で古くよりつくられており、夏祭りやお盆などのハレの日に食べられている。麦秋が過ぎる頃、収穫が終わった小麦を粉に挽いて、自家製のあんを使...
ヤンゴメ
「ヤンゴメ」は、千葉県の南部、房総半島地域に伝わる心温まる郷土料理です。香ばしく炒り上げた米と小豆を砂糖と共に炊き上げたこの料理は、見た目こそ赤飯に似ていますが、炒り米ならでは...
ばくだんおにぎり
隠岐の島は、島根県の北東にある諸島で、4つの主島と180余りの小島で構成されています。海に囲まれた隠岐の島は、収穫できる海藻類も多彩で。冬はのりやアラメ、春はてんぐさや、ひじきなど...
すもじ
島根県は、サバの年間漁獲量が全国トップクラスを誇り、日本海の荒波に育まれた脂ののった美味しいサバを多く獲る地域です。この豊かな海の恵みを活かした料理が「すもじ」です。「すもじ」...
かしわ餅
島根県全域で親しまれている「かしわ餅」は、端午の節句や田植え後の「泥落とし」と呼ばれる行事で作られる伝統的な和菓子です。全国的には柏の葉で包まれることが多いこの餅ですが、島根県...
きび餅・あわ餅・とち餅
京都府は北部に丹後山地、中央部に丹波山地と1000m弱の低山地帯を擁し、中丹地域から南丹地域の大部分が山地となっています。丹波山地からは桂川をはじめとする大小の河川が山の間を縫うよう...
ゆでもち
かつて大分県は水捌けの悪い地域が多く、水をはる必要がある稲作に向かなかったことから、小麦の栽培が盛んでした。そういった背景もあり、粉食文化が各地で発達しました。さまざまな料理に...
そらきたもち
「そらきたもち」は、瀬戸内海西端に浮かぶ離島・姫島に古くから親しまれてきた郷土菓子であります。姫島は、国東市(くにさきし)の伊美港からフェリーでおよそ20分。古事記に収められた神...
じり焼き
鶏肉の消費量が多いことで知られる大分県ですが、小麦粉を使った粉食文化も暮らしに深く根づいています。大分県は台地が発達していたこともあり、米づくりに適さない土地が多かったですが、...
くじゃく
佐伯市に伝わる「くじゃく」は、白身部分を赤に着色したゆで卵を、緑色に着色した白身魚のすり身で包んで揚げたもの。半分に切った時に、緑、赤、白、黄色とあざやかな色合いであること、卵...
酒まんじゅう
大分県南西部に位置する竹田市と豊後大野市から構成される豊肥(ほうひ)地方。祖母・傾山系や阿蘇外輪山、久住山などに四方を囲まれた地域で、山々を挟んで宮崎県や熊本県に接しています。...