ゆでもち
もっちりとした食感で腹持ちも良い
ゆでもちとは
かつて大分県は水捌けの悪い地域が多く、水をはる必要がある稲作に向かなかったことから、小麦の栽培が盛んでした。そういった背景もあり、粉食文化が各地で発達しました。さまざまな料理に小麦粉が使われてます。
「ゆでもち」は「石垣もち」や「じり焼き」、「やせうま」などと並ぶ、小麦粉を使った大分県の郷土菓子です。これらは子どものおやつのほか、農作業中の小昼(こびる)に食べられました。「ゆでもち」の特徴は、なんといってもその見た目にあります。平たく円盤状にのばされた形状は、全国的に見ても例が少ないです。なかに詰められたあんが透けて見えるほど薄くのばすことで、火の通りが早くなり調理時間も短縮できます。また、食べやすくなるため、作業の合間の間食としてもうってつけであります。
レビュー
レビューはまだありません。
ゆでもちの関連ニュース
2024-03-01 | 【大分市】素朴ながらその味わいの虜になる人が後を絶たない小さなおまんじゅう屋さん『あずき屋』が猪野にオープン - 号外NET 大分市 |
2024-02-23 | 大分市の名物店「アイビー」跡にまんじゅう店 薬師寺さん「地域に根付いた店に」 - 大分合同新聞 |
2021-10-01 | 大分県の家庭料理 - 別府大学・別府大学短期大学部 |