太刀魚巻

味がしっかりしているのでおかずにもなり、酒の肴にもなる
太刀魚巻

太刀魚巻(たちうおまき)とは

タチウオとはスズキ目タチウオ科の海水魚で、その全長は大きなもので2mを超える。魚の生臭い匂いが少ない上に脂が乗っている美味しい魚なので、魚が苦手な子どもでも美味しく食べられる。宇和島市で創業150年の老舗の魚屋が昭和62年(1987年)に「太刀魚巻」を考案したといわれており、竹串に太刀魚が巻いてある。多くのメディアで紹介され、今では宇和島を訪れる観光客の名物の一つになっている。
また、美味しいだけでなく栄養も満点なのがタチウオ。タチウオに多く含まれるオレイン酸という成分は、体内の酸化予防に一役買っており、脂肪分に含まれるDHAには、中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす働きがある。その他豊富に含まれるビタミンA、D、Eは加熱調理しても流出しにくいので、焼いても栄養を逃さずに美味しく食べられる。

竹にタチウオをらせん状に巻き、つけ汁を何度か塗りながら炭火焼く。このつけ汁の味が店によって独特で、各店秘伝のタレとして伝わっている。食べ方は、竹からタチウオを抜いて食べる。(お好みで2mm幅に切って大根おろしなどを上にのせてもよい)。また、ごぼうにタチウオを巻いた「太刀魚の八幡巻き」もこの土地では食べられていた。

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