信州は、“そば切り”発祥の地と言われています。長野県は、昼夜の寒暖差が大きく、水はけのよい山地の畑がそばの栽培に適しており、良質の蕎麦が取れることから“信州そば”として有名になりま...
戸隠そばは、長野県長野市戸隠(旧戸隠村)の蕎麦(そば)をさします。岩手県のわんこそば、島根県の出雲そばと共に、日本三大そばの一つとされます。そば殻だけを取り除いて挽いた“挽きぐ...
そばがきは、そば粉に水または熱湯を加えて素早くかき混ぜ、団子状の塊にしたものです。箸で少しずつちぎりながら、そばつゆや醤油をつけて食べます。近年健康食としても見直されています。
山梨県の郷土料理「ほうとう」の冷たい麺を「おざら」と言います。ほうとうと冷や麦の間ぐらいの太さの冷やした麺を、温かいつゆにつけて食べます。おつゆは千切りにしたにんじんや玉ねぎ、...
小麦粉をよく練って伸ばし、正方形に切って一方の隣り合った2つの角をつまみくっつけて作ります。その形状がまさに耳の形をしています。この耳を悪い神の耳に見立て、それを食べてしまうこと...
「吉田うどん」は、山梨県富士吉田市を代表する郷土料理で、非常に硬くコシが強い麺が特徴です。このうどんは、噛むほどに小麦の旨味が広がり、独特の歯ごたえを楽しめます。麺は通常、正方...
山梨県の郷土料理といえば「ほうとう」です。小麦粉を練った平打ち麺に、かぼちゃや芋類、きのこ、季節の野菜、肉などの具材を加えて、味噌仕立ての汁で煮込む素朴な料理です。栄養満点で体...
“会津のかおり”という品種のそば粉を使用し作られる、コシのよさ香りのよさが特徴のそばです。会津では冷涼な気候をいかしたそば栽培も盛んです。また、清らかなる水あり、会津の水こそ、大...
山形県内陸部で広範囲にわたって食べられるお蕎麦のことを「板そば」といいます。横長の木箱にそばを盛り付けているのが特徴です。ざるやせいろに盛らないのは、浅い箱の器はそばの吸収に最...
秋田県横手市のご当地グルメ「横手やきそば」は、独特のスタイルと味わいで多くの人々に愛されています。特徴的なのは、茹でたストレートの太麺を使用し、キャベツや豚ひき肉とともに甘めの...
稲庭うどんは、秋田県南部の手延べ製法による干しうどんです。日本三大うどんのひとつに数えられます。ひねりながら練るという独特の製法により、麺は気泡により中空になっています。食べた...
石巻焼きそばは、宮城県東部の石巻都市圏で広く食べられている焼きそばです。生麺を二度蒸しして茶色くし、だし汁を加えてさらに蒸し焼き、トッピングに目玉焼きを加え食べる寸前にソースを...
岩手県盛岡市の郷土料理「じゃじゃ麺」は、盛岡三大麺の一つとして知られています。この料理は、戦前に旧満州で「炸醤麺(ジャージアンミエン)」を味わった高階貫勝氏が、終戦後に盛岡で日...
岩手県奥州市江刺地区で親しまれている「あんかけうどん」は、昭和初期から冬場のごちそうとして食べ継がれてきた郷土料理です。寒冷な気候の中、体を温める一品として各家庭で作られ、その...