「信州では雪とコタツとお葉漬」といわれるように、このミネラル豊富な雪解け水と昼夜の寒暖差が甘味、みずみず しさを作る野沢菜は昔から信州の人々に親しまれています。より寒く水温が低...
福島県会津地方の柳津町で愛され続ける「あわまんじゅう」は、鮮やかな黄色と独特の食感が特徴の伝統的な和菓子です。その起源は1818年、福満虚空蔵尊が大火に見舞われた際、住職の喝巌和尚...
凍み豆腐は、たんぱく質はもちろん、カルシウム、鉄分、ビタミンE、レシチンなどが豊富な健康食品で、長期保存ができるので、1年中いろいろな料理に使えます。高野豆腐を凍らしてそれを溶か...
いかにんじんは、福島県中通り北部の郷土料理です。お正月に欠かせない伝統の一品で、細く切った人参にいかの旨味が染み込んだシンプルな醤油漬けです。各家庭で主に晩秋から冬にかけて作ら...
お豆腐を竹串に刺して味噌等をつけ火であぶったものを「田楽」と呼びます。会津みそ田楽は赤みそに砂糖と様々な薬味を練り込んで味付けした味噌だれが特長です。囲炉裏の炭火で焼くと、いく...
昔から山形はこんにゃく芋の産地で、「玉こんにゃく」は”玉こん”の愛称で親しまれている山形県民のソウルフードです。その名のとおり、3cm程度の球状のこんにゃくで、観光地や催事場などで串...
栄養抜群の「納豆汁」は、山形県で古くから親しまれている冬の家庭料理です。納豆は粒からすりつぶして旨さを引き立て、その他に具だくさんの野菜がとっても濃厚な味わいです。また、村山地...
山形県内陸部のどんどん焼きは、ソース味が一般的で、割り箸の周りに巻きつけて持ち運びやすくした所が最大の特徴です。作り方は、まず小麦粉を水で溶いた生地を角の取れた長方形から楕円形...
秋田県の郷土食として親しまれている「ぎばさ」は、ホンダワラ科の海藻であるアカモクの一種です。その強い粘りとシャキシャキとした独特の食感が特徴で、茹でると鮮やかな緑色に変わります...
秋田県の隠れた一品、付け出しの「とんぶり」です。ホウキ草の種ですが、見た目も食感もキャビアそっくりで、「畑のキャビア」とも言われるとんぶりは栄養も豊富で体にうれしい食材です。漢...
ババヘラとは秋田県民で知らない者はいない路上のアイス販売です。さっぱりした口どけで優しい甘さ、そして昔から変わらない販売スタイルです。夏場になるとおばさんが国道沿いにパラソルを...
秋田県三種町は、日本一のじゅんさい生産地として知られています。じゅんさいはスイレン科の多年生水草で、清らかな沼や池に自生し、初夏から夏にかけて収穫されます。特に三種町では、5月か...
秋田県の伝統的な郷土料理である「きりたんぽ鍋」は、炊いたうるち米をすりつぶし、杉の棒を先端から包むように巻き付けて焼いた「たんぽ」を、鶏肉や野菜とともに煮込んだ鍋料理です。諸説...
現在一般的に「かまぼこ」といえば半円筒形の蒸しかまぼこが普通だが、笹かまぼこは笹の葉の形に成形した焼きかまぼこです。こだわりの笹かまぼこは、石臼で丁寧に練られじっくりと焼き上げ...
ずんだ餅とは、大豆になる前の青大豆(枝豆)を塩茹でしてすり鉢に入れすりつぶし、砂糖を加えてまぜたものをお餅にからめて食すもので、古くから宮城県地方における家庭の食物として、特に...
岩手県の郷土料理「ピーマン味噌」は、ピーマンのほろ苦さと米麹の甘みが絶妙に調和した万能調味料です。この料理は、1975年頃に岩手県でピーマンの作付面積が拡大した際、農家の間で余剰の...