かつて、京の都の玄関口として、東海道をゆく多くの旅人で賑わった追分。周囲には茶店が建ち並んでいました。 走り井餅の創始は、明和元年(1764)、十代将軍徳川家治の頃で、走り井の名水...
徳島県のソウルフードのひとつに「竹ちくわ」があります。 普通のちくわと何が違うのか? というと、竹に刺さったままで販売されているのです。 これに慣れてしまっている徳島県民は、竹に...
和三盆糖とは、徳島と香川県の一部で現在も栽培されている在来品種である「竹糖」(通称、細黍とも言う)と呼ばれる砂糖黍を原材料に、現在も機械等をあまり使うことなく伝統的に生産されて...
古くより城下町として栄えてきた金沢は、日本三大和菓子処の一つとされており、街中を歩くと、様々な和菓子と出会えます。茶席で好まれる上生菓子や、歳時を彩る縁起菓子、できたてを楽しむ...
金沢名物“五色饅頭”とは、5種類の生菓子を詰め合わせたものです。慶長6年、徳川二代将軍秀忠の娘・珠姫が前田家三代藩主利常侯に嫁入りしました。五色生菓子は、その祝い菓子として、本職の...
黒っぽい粒々があり、ほんのり茶色がかった栃餅は白山麓で古くから食されてきました。昔、平地が少なく米が多く採れない山間地で、飢饉の際など、少しでも多くの主食を確保しようと白米やも...
石川県の伝統食材を語るうえで欠かせないのが、ブリです。ぶりと大根の相性は大変良く、古くから寒いこの時期の金沢の郷土料理として『ぶり大根』は大変愛されております。鰤のアラと大根を...
地元の香り豊かな柚子を使って作った餅菓子です。天任堂の先祖が当地松山藩主に土地の柚子を使った餅菓子を献上したのが始まりと言われる「ゆべし」は、もち米とうるち米の粉に、砂糖と白味...
備前市地元産の果物・野菜・魚介類をふんだんに使った岡山県備前市の「備前カレー」は、盛り付ける器にも岡山県を代表する陶器備前焼を用いるなど徹底したこだわりのあるカレーです。それぞ...
牛のすじ肉、アキレス、テールなどをとろ火で煮込みスープ状になったものを冷蔵して固まらせたコラーゲンたっぷりの津山の郷土料理です。津山市では昔から牛肉を食べる習慣があり、余った部...
新庄村で生産された品質認定米(上等米)のひめのもちを使用した醤油ベースのお雑煮です。きめの細かさ、こしの強さ、甘味の三拍子そろっています。ビックリするほど伸びがあり、醤油とマッ...
大ぶりな鶏肉やジャガイモ、こんにゃくなど地元特産の具材がごろっと入り、ミニトマトがトッピングされたカレーです。隠し味の味噌がコクを増していて、まろやかな味を生み出す和風のカレー...