たまごふわふわ

江戸時代の名物料理 袋井宿「たまごふわふわ」
たまごふわふわ
たまごふわふわ②

たまごふわふわとは

「たまごふわふわ」とは、江戸時代の文献「仙台下向日記」に登場した料理で、袋井宿の大田脇本陣で宿泊客の朝食に出されたとされており、全国的に人気のあった料理です。
材料は、たまごとだし汁だけで、「ふわっ」と仕上げた風味豊かな泡のようなふんわりとした食感がお楽しみいただけます。
だし汁に、塩・薄口しょう油・こしょうを加えてすまし汁を作り、2つに分け、一方のすまし汁は鍋のふたをした状態で火にかけます。もう一方のすまし汁には、卵とみりんを加え、泡立て器でクリーム状になるまでよく混ぜます。鍋で火にかけていたすまし汁が煮立ったら火を止め、クリーム状に泡立てた卵を一気に流し込み、ふたをして蒸らしたら完成です。
袋井市観光協会によって、この「たまごふわふわ」が再現されました。また、創作部門として、アイスやケーキ、お好み焼きなど、様々な種類の「たまごふわふわ」が開発されています。是非、ご賞味ください。

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たまごふわふわの作り方

たまごふわふわのレシピ(1人分)

■材料
だし汁(こんぶ、シイタケ、かつおぶし) 200cc
1個
小さじ4分の1
薄口しょう油 大さじ4分の1
こしょう 少々
みりん 少々
■作り方
1.  だし汁に、塩・薄口しょう油・こしょうを加えてすまし汁を作り、180cc(A)と20cc(B)に分ける。鍋に(A)のすまし汁を入れ、ふたをした状態で火にかける。
2.  ボールに卵と(B)のすまし汁・みりんを少々入れ、ハンドミキサー(ない場合は、泡立て器でも可)でクリーム状になるまでよく混ぜる(最低4~5分)。
3.  1が煮立ったら火を止め、なべの縁から2を一気に流し込み、ふたをして蒸らす。(この時、ふたが冷めないよう、あらかじめ暖めておくと上手に蒸らすことができます)

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