呉羽梨は、呉羽地区で栽培される富山県を代表するブランド梨です。 一般的な梨農家では、病気や害虫から実を守るために、梨の果実に袋を被せる「袋掛け」を行います。 呉羽梨は無袋栽培し...
昆布締めは、江戸時代に北前船が運んできた北海道の昆布と、富山湾で捕れる魚を組み合わせて誕生した料理である。 昆布は生魚を保存する手段として使われ、昆布の旨みが染み込んだ魚は味わ...
黒部ダムカレーとは富山県にある全国的に有名な観光地「黒部ダム」をモチーフとしたカレーライスです。 黒部ダムの建設現場において作業員の心の拠り所でもあったカレーはダム完成後は日向...
「富山干柿」は、富山県の旧福光町及び旧城端町で栽培される、産地固有品種の柿を原料とした干柿です。 外観は飴色で砲弾型のずしりとした大きさで、強い甘みと歯ごたえを持った味と食感が...
「生湯葉」は大豆を煮て粉砕し、布でしぼってつくった豆乳を煮立てた表面の被膜であり、身延町の特産品である。身延山に入山した日蓮聖人の弟子たちが、師の健康を気遣って作り始めたことが...
アメノイオご飯(マスめし)は、秋に産卵期を迎える琵琶湖の固有種であるビワマスを1匹丸ごと使用した炊き込みご飯で、大勢の人が集まるときに大鍋でつくられていた。炊き上がったら、魚の身...
「丁稚羊羹」とは、滋賀県の特産品である小豆と砂糖で作った餡に小麦粉を混ぜて蒸して作る羊羹であり、竹の皮で包まれているのが特徴である。名称は丁稚達が購入しやすい価格であったためや...
歴史は古く、室町時代の音羽城主蒲生貞秀が蒲生詣でをした際に日野菜を発見し漬物にしたことが起源とされています。 漬けあがると鮮やかなピンク色に染まるので「さくら漬け」ともよばれま...
かつて、京の都の玄関口として、東海道をゆく多くの旅人で賑わった追分。周囲には茶店が建ち並んでいました。 走り井餅の創始は、明和元年(1764)、十代将軍徳川家治の頃で、走り井の名水...
徳島県のソウルフードのひとつに「竹ちくわ」があります。 普通のちくわと何が違うのか? というと、竹に刺さったままで販売されているのです。 これに慣れてしまっている徳島県民は、竹に...
和三盆糖とは、徳島と香川県の一部で現在も栽培されている在来品種である「竹糖」(通称、細黍とも言う)と呼ばれる砂糖黍を原材料に、現在も機械等をあまり使うことなく伝統的に生産されて...
古くより城下町として栄えてきた金沢は、日本三大和菓子処の一つとされており、街中を歩くと、様々な和菓子と出会えます。茶席で好まれる上生菓子や、歳時を彩る縁起菓子、できたてを楽しむ...
黒っぽい粒々があり、ほんのり茶色がかった栃餅は白山麓で古くから食されてきました。昔、平地が少なく米が多く採れない山間地で、飢饉の際など、少しでも多くの主食を確保しようと白米やも...
金沢名物“五色饅頭”とは、5種類の生菓子を詰め合わせたものです。慶長6年、徳川二代将軍秀忠の娘・珠姫が前田家三代藩主利常侯に嫁入りしました。五色生菓子は、その祝い菓子として、本職の...
米どころの富山県では、行事や人生の節目節目に必ずと言っていいほど餅を使った料理や菓子が関わってくる。 「三日の団子汁」は、上新粉で作った団子入りの味噌汁で、赤ちゃんを産んだ母親...
大ぶりな鶏肉やジャガイモ、こんにゃくなど地元特産の具材がごろっと入り、ミニトマトがトッピングされたカレーです。隠し味の味噌がコクを増していて、まろやかな味を生み出す和風のカレー...