『寄せ豆腐』とは、木綿豆腐を作る過程の「寄せ」というまだ豆腐が固まりきっていない段階ですくいあげたもので、他の豆腐と比べて水分が多く、その食感はぷるんぷるんで、また大豆の味が濃...
二本の串を刺した餅米粉を使ったお団子に、とろみのある砂糖醤油ダレがたっぷりとかかった鹿児島の代表的なお菓子です。「ぢゃんぼ」の語源は「両棒」がなまったものといわれ、武士の太刀と...
山川漬が伝わる鹿児島県指宿市山川地区は,薩摩半島の南端,開聞岳の麓に位置し,昔から大根の栽培が盛んであり,冬でも霜が降りないことから,大根の干乾にも適しているところです。豊臣秀...
白熊とは、削りたての氷に練乳をかけて、フルーツや豆類をふんだんに乗せたかき氷のことで鹿児島では古くから親しまれているスイーツです。 ミルクをベースにしたシロップと、フルーツのさ...
「あくまき」は、主に端午の節句で食べられる鹿児島県独特の餅菓子で、“ちまき”と呼ぶこともあります。関ヶ原の戦いの際、薩摩の島津義弘が日持ちのする食糧として持参したのがはじまりだと...
江戸時代に臼杵市で栽培が開始されたのが始まりと言われ、臼杵、竹田、豊後大野市などが主な産地です。かぼすは全生産量の95%以上が大分県産です。かぼすに含まれるクエン酸は、胃液の分泌...
大分県大分市佐賀関(旧佐賀関町)の銘菓で、佐賀関特産の高級魚関あじ・関さばの形を摸した最中です。関あじ最中は、やや大ぶりで、粒餡の中に求肥が入っていて、関さば最中は、やや小ぶり...
釣れたばかりの新鮮なアジやサバ、ブリなどをさばいて海水でさっと洗い、一口大に切ったものを醤油ダレに漬けて、炊きたてで熱々の丼飯に載せ豪快に混ぜ合わせて食べる漁師のまかない料理で...
江戸時代から若栄屋に伝わる家伝料理で、家伝のごまだれに漬けた新鮮な鯛の身を熱々のご飯にのせ、きつき茶をかけて提供されるお茶漬けです。名前の由来は、杵築藩のお殿様がこのお茶漬けを...
「栃餅」につかう栃の実はとてもアクが強いため、そのまま食べると非常に苦く、舌にピリピリと痛みが走るほどの強烈な味覚。先人の知恵と経験によって美味しい食べ方が考え出され、古くは縄...
だんご汁とは、小麦粉をこねて帯状にひきのばしただんごを、四季の野菜とともに味噌仕立てで作る大分の代表的料理です。米が不足していた時代、庶民が主食替わりに食べていた食べ物です。う...
ガン汁は、冬から春にかけて宇佐平野を流れる大小の川などで獲れたがに(もくずがに、づがにとも言う)を使って作る宇佐の郷土料理です。そのままでは食べにくいため、川がにを切って、ミキ...