そずり鍋
津山の冬を彩る逸品、そずり鍋の濃厚な旨味とあっさり感
そずり鍋(そずりなべ)とは
岡山県津山市で古くから親しまれている郷土料理「そずり鍋」は、骨の周りの肉を削り落として使う「そずり肉」が特徴の鍋料理です。そずり肉とは、牛のあばら骨に付いた肉をそぎ落としたもので、津山の方言で「削る」を意味する「そずる」から名付けられました。この骨に近い部分の肉は、濃厚な旨味が詰まっており、鍋にするとその旨味がスープにしみ出して深い味わいを生み出します。
そずり鍋は、地元で育てられた「作州牛」を使い、醤油ベースの甘辛い割り下で豆腐やごぼう、キノコなどの野菜と一緒に煮込みます。煮込むことで肉がほろほろと柔らかくなり、濃厚ながらも後味がさっぱりとした絶妙なバランスのスープが楽しめます。色の濃い見た目に反して、驚くほどあっさりとした味わいが特徴です。
津山は、昔から肉食文化が根付いている地域で、「津山四大牛肉料理」のひとつとして、そずり鍋は特に冬の寒い季節に体を温める郷土料理として愛されています。シメには、うどんやそばを入れるのが津山流。津山市内の多くの飲食店で、それぞれのこだわりを詰めたそずり鍋が提供されています。
ぜひ、津山を訪れた際には、郷土の味わい深い「そずり鍋」を堪能してください。
そずり鍋の紹介動画
そずり鍋のレシピ(2人分)
■材料 | |
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そずり肉 | 500g |
白菜 | 1/4カット |
白ネギ | 1本 |
えのき | 1袋 |
しめじ | 1袋 |
大根 | 1/3本 |
豆腐 | 半丁 |
お酒(ワンカップ大関) | 200ml |
濃い口醤油 | 100ml |
味の素 | 大さじ1 |
一味 | 大さじ2 |
■作り方 | |
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1. | 材料は上記のとおりですが、お酒はできれば清酒がお勧め。 |
2. | 大根は半月切りで火が通りやすいように薄めにき切り、他の材料も切る。 |
3. | 鍋にお酒と醤油を入れひと煮立ちをさせます。 |
4. | お肉を入れ、その後火の通りが悪い順番に野菜を入れていきます。 |
5. | 豆腐以外の食材全てを入れる。そして釜をして、火が通るまで約10分間程度中火にかけます。 |
6. | 最後に豆腐を入れ豆腐に火が通れば、味の素、一味で味を調え出 |
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