細うどん
ゆで時間の短い細うどん
広島県のご当地グルメ
細うどん(ほそうどん)とは
広島県呉市の郷土料理で、細うどんはその名の通り、太さが3、4ミリメートルほどと通常のうどんよりも麺が細いのが特徴です。注文から2分ほどで提供される時間の早さも特徴の一つで、明治期、時間に追われていた旧海軍や工員に、店に来たらすぐに提供でき、素早く食べて帰れるものをと考案されたそうです。明治の頃には普通の太さだったうどんも旧海軍や工員に限られた時間の中で「早く 美味しく」食べて貰うために、出来るだけ麺を細く切って、早く湯がけて、御汁もたくさん絡むようにして、旧海軍や工員への気持ちが段々と今の細切りうどんにさせ、それ以来呉のうどんは「粋に汁沢山で素早く食べる」今の細うどんに定着し、そして名物となりました。