つわぶき

南九州の春を告げる山菜、ほろ苦さと栄養が織りなす自然の恵み
つわぶき

つわぶきとは

つわぶき(石蕗)は、九州南部に多く自生するキク科の多年草で、艶やかな葉と独特のほろ苦い風味が魅力の山菜です。その名の由来は、葉のつややかな輝きと、フキに似た姿から来ており、古くから食卓に彩りを添えてきました。

つわぶきには春を感じさせるほろ苦さとともに、体に嬉しい栄養素が豊富に含まれています。特にカリウムとカルシウムが多く含まれており、健康維持にも役立つ山菜です。カリウムは体内の余分な塩分を排出する役割があり、むくみの予防や血圧の調整に効果が期待されています。カルシウムは骨や歯の健康を支える大切なミネラルで、丈夫な骨格づくりに欠かせません。また、つわぶきには食物繊維も豊富に含まれているため、便秘予防にも良いとされています。

調理の際は、茎がしっかりしている新鮮なものを選ぶことで、風味が一層引き立ちます。土佐煮、天ぷら、チャンプルー、おかか炒めなど、つわぶきはさまざまな料理に合い、そのほろ苦さがどのレシピにも奥行きをもたらします。かつお節やベーコンと組み合わせれば旨味が深まり、ご飯のお供にも最適です。南九州の春の息吹を感じる「つわぶき(石蕗)」の味わいを、ぜひ一度お楽しみください。

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