つけけんちんそば
茨城の豊かな風土が生んだ、心温まる郷土の味「つけけんちんそば」つけけんちんそば(つけけんちんそば)とは
茨城県の郷土料理「つけけんちんそば」は、風味豊かなそばと具だくさんのけんちん汁を組み合わせた、心温まる一品です。茨城県は、朝晩の寒暖差が大きく、水はけの良い傾斜地が多いため、江戸時代からそば栽培が盛んでした。特に、昭和53年(1978年)に誕生した「常陸秋そば」は、その香りの良さと味わいで高い評価を受けています。 「つけけんちんそば」は、ざるそばを別に盛り、けんちん汁につけて食べる茨城県独特の食べ方です。けんちん汁には、里芋、大根、人参、ごぼう、こんにゃく、豆腐、生しいたけなどの根菜類が豊富に使われており、これらの食材から得られる食物繊維やビタミンが豊富です。例えば、大根や人参にはビタミンCが多く含まれ、里芋にはカリウムが豊富です。また、けんちん汁は家庭ごとに味付けや具材が異なり、各家庭の個性が光る料理でもあります。 この料理は、旧暦の新年(現在の節分の時期)にそばを食べる風習が水戸藩から広がり、茨城県全域で親しまれるようになりました。特に新そばが出る秋から冬にかけて、寒さが厳しくなる時期によく食べられます。また、各地のそば店では、夏野菜を使った「夏けんちんそば」など、季節ごとのアレンジも楽しめます。 さらに、けんちん汁は出汁が決め手となります。茨城県では、かつお節や昆布を使った深い味わいの出汁が一般的ですが、地域によっては鶏ガラスープや干し椎茸の戻し汁を使うこともあります。これにより、同じ「つけけんちんそば」でも異なる風味が楽しめます。 この料理に合う飲み物としては、温かい日本茶が最適です。特に、茨城県産の「さしま茶」は、豊かな香りとすっきりとした味わいが特徴で、けんちん汁のコクとよく合います。食後には、玄米茶やほうじ茶を合わせることで、より一層の満足感が得られるでしょう。 「つけけんちんそば」は、具だくさんのけんちん汁と風味豊かなそばが絶妙にマッチし、食べる人の心と体を温めてくれます。茨城県を訪れた際には、ぜひ一度味わってみてください。
けんちんそばの作り方
つけけんちんそば(つけけんちんそば)のレシピ(材料(4人分))
■材料
- ごぼう40g
- 大根100g
- 人参40g
- 里芋4ケ
- こんにゃく1/3枚
- 豆腐1/2丁
- 生しいたけ3個
- 芋がら(乾)5g
- だし汁6カップ
- 赤味噌大さじ3
- サラダ油大さじ2
- そば4人分
■作り方
- 1 ごぼうをささがきにして、水にさらして、アクを抜いておきます。
大根、人参はいちょう切りにし、生しいたけは千切りにします。 - 2 里芋は輪切りにして、こんにゃくは一口大にちぎり、芋がらは水に戻して1cmくらいの小口切りにします。
- 3 豆腐は1cm角のさいの目に切ります。
- 4 1、2を油で炒め、全体がしんなりしたら、だし汁を加えてじっくりと煮ます。
- 5 材料が煮え上がったら、赤味噌、豆腐を加えて、ひと煮立ちさせます。
※レシピのアレンジ:好みにより、味噌、醤油を半々にしても良いです。 - 6 そばをゆで、水でしめたら、けんちん汁と一緒に供します。
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