しきしき

奈良県で昔から作られてきた懐かしおやつ
しきしき

しきしきとは

しきしきは葛城當麻や新庄で普通に食されるおやつのひとつでクレープのような感覚のおやつです。休耕田を利用して栽培した地元産小麦と砂糖を卵で溶いたものを薄く延ばしてクレープのように折りたたみフライパンで焼いたものです。卵が貴重だった頃は、卵を使わずに水で溶いていたということです。
奈良県では、小麦栽培が盛んであったため、三輪素麺や半夏生餅、「しきしき」など昔から小麦を使用した料理やおやつが食されいます。
特に時期は問わず、年間を通して食べられています。甘みをきかせてそのまま食べたり、焼きたてに刻んだねぎや削り節をかけて食べたり、餡を巻いて食べたり、家庭によって食べ方もさまざまであります。

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