熊川くず

日本三大葛のひとつに数えられる若狭の熊川くず
熊川くず
熊川くず①
熊川くず②

熊川くず(くまかわくず)とは

熊川くずは、江戸時代の儒学者頼山陽が手紙の中で「熊川は吉野よりほど上品にて、調理の功これあり候」と評するほど熊川産の葛は質も良く親しまれてきました。
熊川くずの原料となるのは、若狭湾へ注ぐ北川上流に自生する葛根。この一帯は葛根の育成に適した土壌で、澱粉の純度が高い良質な葛根がとれます。
でん粉の発酵を防ぐために、谷川の冷たい伏流水を使い「寒晒し」という製法で精製しますが、この作業を11月~3月の寒い時期に手作業で行い、清流に繰り返し晒すことで純白無垢な葛となります。
「吉野葛」、「秋月葛」と並んで日本三大葛のひとつといわれています。
まろやかな口当たりと上品な味わいで、熊川くずを使った「くずまんじゅう」は、夏の風物詩となっています。

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葛もちの作り方

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