ざるうどん
強いコシとツルツルしたなめらかなのど越し
香川県のご当地グルメ
ざるうどん(ざるうどん)とは
香川県がある瀬戸内は、日本でも雨が少ない地域のひとつで、四国山地と中国山地に挟まれ、盆地とも似た状況にあり、乾いた気流が多く雨雲が侵入しずらいからたくさんの水が必要な米づくりにはあまり適さなかったので、古くから「小麦」の栽培がさかんに行われてきました。小麦はうどんの原料となるし、また醤油の原料にもなります。色々な諸々条件が一致して、小麦をより美味しく食べる手段として「うどん」が香川県全域に広まりました。讃岐うどんは、あっさりしただしと、コシのある麺が特徴の香川県の特産品です。讃岐うどんの最大の特徴は、何といってもコシの強さにあります。讃岐うどんのコシは、口に入れた際に柔らかく、噛むともちもちとしているのが特徴です。ざるうどんは、茹であがったうどんを素早く冷水で洗いしめて、冷やしたうどんをつけ汁につけて食べることで、うどん本来の味を楽しむことができます。麺のコシや喉越しを一番感じられる食べ方です。