こけら寿司
祝いごとや神事に欠かせない「こけらずし」
こけら寿司(こけらずし)とは
高知県の代表する食文化の一つに「すし文化」があります。そのバリエーションは多岐にわたり、一般的な握りずしはもちろん、「押しずし」や「姿ずし」、「野菜ずし」など枚挙にいとまがありません。米が貴重だった時代、すしはなによりのごちそうでした。冠婚葬祭や出世祝い、還暦祝いなどのハレの日には必ず、すしが食べられてきました。
代表的なすしの一つに「押しずし」があります。「押しずし」の一種に挙げられるのが東洋町の郷土料理「こけらずし」であります。四角い木枠に酢飯と具材をどんどん重ねていく「押しずし」で、デコレーションケーキのようなカラフルな見た目が特徴です。具を幾重にも重ねる様子が“喜びを重ねる”という意味合いを持たせ、縁起物として伝わっています。
土佐の郷土料理「こけらずし」の紹介
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