アラの姿煮
アラの大きさと料理の見栄え
アラの姿煮(あらのすがたに)とは
唐津くんちは佐賀県唐津市の唐津神社の秋季例大祭のことで、収穫感謝の意が込められた盛大な祭りです。昔から唐津の町の男性たちが祭りに参加する中、家を守る女性たちは日頃お世話になっている人たちへ料理を振る舞う風習があります。その料理を“くんち料理”と言い、中でも目を引くのが巨大な魚の「あらの姿煮」です。家によって料理は違いますが、とても大きく、小さいものでも軽く60センチを超えます。大根やゆで卵を詰め、醤油10本・日本酒10本でおよそ1日かけてじっくりと煮ます。煮るにあたっては、普通の大鍋では太刀打ち出来ないので、各々の家庭では鉄の船みたいな大鍋を特注で作り、それで煮て調理します。
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