関東おでん
濃口しょうゆを使った濃いめのだしで具材を煮込み、しっかりと味と色を付け関東おでん(かんとうおでん)とは
おでんは日本全国に共通の名前ではなく、関西地方では「関東煮」または「関東炊き」と呼ぶことがあります。 関西ではおでんのことを関東煮(関東炊き)と呼ぶのは諸説ありますが、関東発祥の煮物だからという説や、関東大震災によって移住してきた関東人が関西に広めたという説や 江戸時代に関西を訪れた中国人が広め、「広東煮(かんとんに)」という読み方が変化して関東煮になったという説などさまざまです。 関東のおでんは濃い目にしっかりと味を染み込ませた「おでん」に対し、「関東煮」は関西定番である薄口しょうゆを使った甘めの味付けでです。 コンビニのおでんつゆは、関東風よりも関西風の味付けが主流であります。 おでんの聖地とも言われている浅草で本場の関東煮おでんを味わってみてはいかがでしょうか?
関東おでんの作り方
関東おでん(かんとうおでん)のレシピ(2人分)
■材料
- だし汁1,000ml
- 【だし汁】水小4尾
- 【だし汁】だし昆布1枚
- 【だし汁】かつお節適量
- 【だし汁】酒大さじ2
- 【だし汁】みりん大さじ2
- 【だし汁】濃い口しょうゆ大さじ2
- 大根1/4本
- こんにゃく(1/2丁)、しらたき1/2袋
- がんも(2~3個)、ちくわぶ2~3本
- はんぺん(2個)、卵4個
- じゃがいも2個
■作り方
- 1 大根は厚めに皮をむき2cm幅に、こんにゃくは三角に切る。表面に味がしみやすいように隠し包丁を入れて、大根とこんにゃくをそれぞれ約20分下茹でする。卵は冬場なら10分、夏場なら8分程度茹で、ゆで卵にしておく。
- 2 ちくわぶは斜めに食べやすい大きさに切り、じゃがいもは1/4の大きさに切る。はんぺんは三角に切る。
- 3 だし汁を作る。水に昆布を入れ、火をかける。ひと煮立ちしたら昆布を取り出しかつお節を入れ、火を止め、2分待つ。その後かつお節を取り出し、酒・みりん・濃い口しょうゆを入れて再び火にかける。
- 4 深鍋にだし汁と具材を入れて約30分間煮込む。
- 5 火を止め、十分に味を染み込ませたら完成。温度が下がってしまったら、食べる前に弱火で温めてから食べる。
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