行田フライ
揚げてないのにフライ? 行田が誇るサクふわ食感の郷土グルメ行田フライ(ぎょうだふらい)とは
行田フライは、埼玉県行田市発祥のご当地料理で、小麦粉を水で溶き、鉄板で焼いて作るお好み焼き風の一品です。揚げ物ではなく焼き物ですが、フライという名前が付いているのは、行田が布産業で栄えていたことから「布来(ふらい)」と呼ばれた説や、最初にフライパンで焼いたことから来ている説など、さまざまな説があります。 小麦粉を薄く伸ばして焼いた生地に、豚肉やみじん切りのネギをのせ、醤油やみりんで作ったタレをかけて仕上げます。シンプルな材料ですが、カリッと焼けた表面とふんわりした生地の食感が魅力です。行田市内には「フライ屋」が数多くあり、地元の人々だけでなく観光客にも親しまれています。行田フライは安価で腹持ちが良く、昭和初期には足袋工場で働く女性たちにとって人気の軽食として定着しました。
行田フライの作り方
行田フライ(ぎょうだふらい)のレシピ(4人分)
■材料
- 小麦粉2カップ(200g)
- ネギ50g
- 豚肉50g
- 水350ml
- サラダ油適量
- ソース適量
■作り方
- 1 ネギはみじん切りにし、豚肉は食べやすい大きさに切っておく。
- 2 水で溶いた小麦粉を熱した鉄板に適量たらし、直径20cmの円形に薄くのばす。
- 3 ねぎ、豚肉をのせ、お好みで卵(分量外)を割り入れる。
- 4 小麦粉を水で溶いたものを適量上からかける。
- 5 表裏とも鍋ぶたなどで繰り返し押し付けながら焼く。少し焦げ目がついたらソースを塗ってできあがり。
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