あわび
コリコリと引き締まった身を噛めば、旨さがほとばしるあわび(あわび)とは
「あわび王国」と称される伊勢志摩、リアス式海岸で有名な鳥羽・志摩地方を中心とした岩礁域は、あわびのエサとなるコンブ科のアラメやカジメなどの海藻が繁茂する、日本有数の好漁場です。この複雑に入り組んだ海岸には、豊富なプランクトンを食べて育つ肉厚なアワビが生息しており、海女漁業が行われています。 県内で漁獲されるアワビは、クロアワビ、メガイアワビ、マダカアワビの3種です。アワビを獲る三重県の海女の数は約1,000人と全国一です。毎年伊勢神宮に熨斗(のし)アワビが奉納されるなど、県を代表する水産物の一つとなっており、三重ブランドに認定されています。 新鮮なあわびを炭火で炙れば、たちまち立ち上ってくる磯の香り。ジュッと弾ける音もまた食欲をそそります。コリコリとした肉厚の身を噛みしめれば、たちまちジューシーな旨味と味わいが口いっぱいになります。 伊勢志摩の観光のひとコマに、ぜひアワビを味わってみてください。
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