カンカンずし(ほらいたずし)
江戸時代から伝わるといわれる郷土料理カンカンずし(ほらいたずし)(かんかんずし)とは
さぬき路に春を告げる「さわら(鰆)」。このさわらを使った郷土料理に「カンカン寿司(ずし)」があります。 江戸時代から伝わるといわれるこの料理は、さぬき市鴨部(かべ)地区が発祥の地といわれ、 今でもさぬき市一帯に伝わっています。 一段に 1升の米を使い 塩 と 酢 で 漬 け た さ わわらを、木枠に詰めた しすし飯の上にならべ重しをかけて締めてゆきます。 この時、「くさび」を木槌でたたく音「カンカン」が名前の由来といわれています。 一晩おいて濃く味付けされ、堅く締まった寿司は、2~3日間保存でき、農繁期(野良仕事)など、食事に時間をかけられない農家に重宝されました。
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