いちご煮
青森県八戸市を中心にした三陸海岸沿いに広がる伝統料理
いちご煮(いちごに)とは
いちご煮とは青森県八戸市とその周辺の三陸海岸の伝統的な料理で、ウニとアワビの吸物です。古くから上客への出し物として使われてきました。赤みが強いウニの卵巣の塊が、野イチゴの果実のように見えることからこの名が付きました。味付けも醤油と塩のみで、素材の旨みを存分に堪能できます。
いちご煮の作り方
いちご煮(いちごに)のレシピ(約5人分)
■材料
- 生ウニ 200g
- アワビ 大1
- 青しそ 5枚
- ねぎ 1/2本
- 塩 少々
- 酒 少々
- 醤油 少々
■作り方
- 1 アワビは殻からはずし、うろを除いて、薄く切る。
- 2 しらがねぎを水にはなしておく。
- 3 青じそは細かくきざんでおく。
- 4 鍋に水を入れ、沸騰したら調味料で味付けし、ウニ、アワビを入れ沸騰したら火を止め、味をととのえる。
- 5 お椀に適量入れ、水を切ったしらがねぎと青じそをのせる。
- 6 ※煮すぎると身が固くなるので、あまり煮ないようにする。
※醤油は香り程度にする。